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「大腿骨頸部骨折」に関して

近年高齢化が進み交通事故だけではなく,家庭内,介護施設内で高齢者が転倒したりすることで大腿骨頸部骨折が増えています。

 (特徴)

 1.高齢者に多い骨折である。

 2.骨粗鬆症があると,さらに起こりやすい。

 3.大腿頸部内側骨折は骨癒合しにくい難治性の骨折であるが,理由として以下の理由である。

①大腿骨頸部は骨膜を欠く。

②血幹分布の関係から骨頭が壊死しやすい。

③力学的に骨折面には圧迫力よりも剪断力が強く作用しやすい。 

 4.内側骨折,外側骨折共に,多くの症例で手術が行われる。

  5.できるだけ正確な整復,強固な固定を行う。

   6.高齢者の転位のある内側骨折では人工骨頭置換術が行われる。

  7.高齢者の場合は,重篤な合併症(肺炎,老人性痴呆など)を避けるために早期離床を図ることが肝要であり,積極的に手術療法が行われる。

 

(人工骨頭置換術)

  人工骨頭を切除して,人工材料で作った骨頭で置換する手術。

  大腿骨頸部骨折(内側骨折)で偽関節になった場合。

  高齢者の大腿骨頸部骨折で転位の大きい場合。

  大腿骨の無腐性壊死(阻血性の壊死)の場合。

  以上のような場合に置換術が行われる。

 

(人工股関節置換術)

  股関節の関節窩,骨頭とも人工材料で作った関節で置換する手術。

  関節機能の高度な荒廃をきたす疾患を対象として行われる。

 

 ※人工骨頭の耐用年数は15年程度なので,置換手術してから15年程度経過すると再置換手術が必要となってきます。

                                       以上

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