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脊椎の圧迫骨折についての説明

交通事故で腰椎や胸椎に圧迫骨折がしばしば発生します。

 

1.新鮮な圧迫骨折

  新鮮な圧迫骨折は日が経つにつれて骨の圧潰が進行して楔状変形が著しくなるが,数

か月で楔状変形は止まる。

 定期的にX-Pを撮影することにより骨の圧潰の進行が確認できる。

 また,受傷時にМRIを撮影すると骨の中に出血が認められることもある。

 

2.陳旧性の圧迫骨折(事故以前からあった圧迫骨折)

  定期的にX-Pを撮影しても骨の圧潰の進行が見られない。

 

3.脊柱の運動障害(可動域制限)

  圧迫骨折に伴って脊柱の運動障害が発生する。

  ①第5腰椎・第4腰椎に圧迫骨折が発生した場合は,第5・4腰椎は脊柱運動の支点と

なる骨なので,著しい脊柱の運動障害(可動域制限)が発生しやすい。

②それに比べて,上位腰椎(第2・1腰椎)及び胸椎の圧迫骨折は,脊柱運動の支点と

ならないため脊柱の運動障害は軽度のものである。

 

 4.骨粗鬆症

   骨粗鬆症があると少しの外力で圧迫骨折を引き起こしやすい。

   骨粗鬆症とは骨組織の組成は正常であるが,単位体積あたりの骨の量が減少した状

態で,一つの症候群と言われている。

 骨梁が減少し,骨皮が薄くなり,骨髄腔が拡大して,X線でも骨は薄く見える。

 原因はさまざまで,老年性,閉経後のものが最も多いが,特発性,各種内分泌異常,

廃用性骨委縮,外傷後などの急性骨委縮もある。

 骨委縮と骨粗鬆症は,ほとんど同義に使用されるが,ただ骨委縮は局所性の病態に用

いられ,骨粗鬆症は全身性の(主に体幹)病態に用いられる。

                               

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